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ここって、整体が有名だって聞いたんですけど・・・
 たまに、そういう患者さんが来られます。女性ですが、先日も来られました。昔、手技療法に凝っていた時代があって、やっていたことがあったから?今はまったくやっていませんが。現在は針灸が中心のクリニックです(漢方すらサブなのですから)。
 ここは整体が有名だという事実はまったくありませんよ。来られる方はご注意ください(実際、手技療法は中途半端な技でしかないので、半端なものを提供するぐらいなら、やらないほうがましです)。
 何が言いたいかと言えば、一般の人には、整体も針灸もほとんど変わりがない、同じような物という認識があるから、そういう誤解が生まれるのでしょう。残念なことです。
 まあ、あそこは鍼がいいらしいとは一部の方たちに言ってもらえるようにはなってきたからこそ、いい形で誤解してもらえるのかもしれませんが。
 整体というものはやってないので、針灸はどうですかと尋ねると、「針は恐いのでちょっと」と言われました。無理もありません。国民の大多数には、そういうイメージがあるのですから。
 営業のためには患者さんの望むことをやってあげればよいのでしょうが、針灸でどこまでやれるのかというのを追求している身です。できるだけ、余分なものはやらない方針なので、いったん、お引取りいただきました。
 だから、売り上げが伸びないんですよ。こういうことをしているから、グループの中で、不採算部門として目をつけられるわけです。まあ、自業自得と言えば、それまでですが。
 しかし、その患者さんはよほどつらかったのでしょう。「鍼を受けるので、やってください」と一大決心をされて後日来られました。
 こういう方に対して、こちらは燃えるんです(萌えるではありません)。そういう人の症状を取ってあげたい・・・と。
 「効くか効かんかわからんけど、まあ試しにやってみてよ」というのでは、相手の真剣さが伝わってこないため、正直人によっては気が乗らないこともあります。
 ですが、鍼は恐いけど信じて受けてみます!と言われると、「そうか!じゃあ、本気でやろうか」となるわけです。もちろん、いつも本気でやっていますが・・・。本気度が違うという意味です。
 もちろん、患者さんも症状が取れて満足して帰られました(ただし、症状が再発してこないかどうかは別です)。
 病気を良くするつもりであれば、真剣勝負のつもりで、来院してほしいと思います。
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テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

【2009/09/28 17:07】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
シルバーウィーク明けの医療機関は忙しいですね。
当院のシルバーウィークは本日が明けでした。普段暇なことが多い当院もさすがに忙しかったです。暦からすれば、昨日だったのでしょうが、研修で大分に行っていましたので、今日からが本番でした。
と思ったら、明日から土日なので、当院は休みです。ただ、私自身は講義をしなければならなかったりして、忙しいのですが。
祝日は家族で大分観光をし、24日の木曜日は私だけ師である織部先生のところで漢方の研修。妻と子供たちは研修が終わるまでさらに観光・・・ということになっていました。
以前、二年間、せっせと広島から大分に通っていたものの、仕事が忙しくなり一年以上行っていなかったのですが、久しぶりに行くと、先生のスタイルが微妙に変わっておられました。
また新たな、古典から学ばれたコツを教えていただいたりして、レベルアップした気分です。ありがとうございました。
常に新しいことを貪欲に勉強されて、それを臨床に活かしておられる姿は尊敬に値します。
まだまだ勉強しなければならないことを改めて実感させられた一日でした。

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【2009/09/25 17:30】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
自家製の紫河車
とある勉強会に出席した際、紫河車を使った症例を提示してもらいました。
紫河車とは、人の胎盤を(あぶって)乾燥させたものです。補剤としては非常によいものですが、問題があって、感染のリスクがあるのです。
というのも、B型肝炎やエイズなどの感染症がある人の胎盤を飲むと感染する可能性があります。
なので、私は紫河車を使ったことがありません。
そのクリニックでは、自宅分娩した患者さんの胎盤をもらって、乾燥、粉末にして生薬として利用されているということで、その作っている過程をみせてもらったのです。驚きを隠せませんでした。
一応、感染症を全てチェックして、安全性を確かめて、いまのところ、胎盤を提供した患者さんのみしか使っておられないようですが・・・。結構鉄剤に反応しない貧血などに効果があるようです。

ちなみに、その先生から自家製の粉末紫河車を味見したら?と言われましたが、辞退してしまいました。

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【2009/09/18 15:23】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
過去の事例から東洋医学を学習し直す(シリーズ2)
過去のカルテを見ていると、「ああ、あのとき、こうしておけばよかったな」と反省したり、後悔したりすることが多々あります。
(カルテ2)
思い出深い患者さんです。胆嚢癌ターミナルの方でした。癌性疼痛があり、モルヒネを使用していたのですが、NSAIDやモルヒネを使っても坐骨神経痛(これは本人が言われていたことです)が取れないということで、人の紹介で来院されました。癌原発部の痛みは治まっていたのですが、なかなか下肢の痛みがよくならないと訴えられていました。骨転移の可能性があるため、検査とモルヒネの増量を勧めましたが、モルヒネをこれ以上増やすことに対して抵抗がおありのようで、なかなかこちらの言うことを聞いてくれません。
当院は完全な古典的な東洋医学しかやらないクリニックなので、検査器機は一切置いておりません。よって、なぜ痛みが起こっているかをはっきりと突き止めることはできないのです。
本人さんが、東洋医学で痛みを取ってくれと強く希望をされるので、やることにしました。
ただ、問題があって、患者さんの家は当院からかなり遠いため、ちょっとやそっとで来れそうもないということです。
昔当院のグループに「夢ごこち」という鍼灸院がありました。そこが、当院と患者さんの家との中間点に位置するため、こちらの仕事を終わった後に、出張という形で、そこで治療をさせてもらうこととしました(私自体は鍼灸院で施術をして、お金が取ることが制度的にできないため、ボランティアです)。
その方に鍼を行っていくと、その場で痛みが和らいできました。初回が終わって下肢の痛みが半分ぐらいになったと喜ばれていました。
2回目の治療前には「やはり痛いがちょっとは楽」といわれます。治療に反応はするが、すぐに元に戻るパターンですね。
この方は効き目が結構いい人で、3回、4回と治療をしていくと痛みが徐徐に良くなってきて、6回目には痛みはあるものの自制内におさまってきました。
ただ、いつまでもこちらのボランティアにするわけにいかず、痛みがおさまってきたので、当院に来院してもらい継続治療にしようということになりました。
当院まで三十キロぐらいの移動距離があって体力的にもしんどいかなとは思いましたが、痛みもさほどなく、家族と一緒に来られて同じような治療をすることができました。「元気になった」とうれしそうに帰られたまでは良かったのですが、その次の日に突然亡くなられたのです。
死因も聞いていますが、個人情報のこともあり、伏せておきます。
(当然、鍼治療の事故ではありません。この方におこなった治療は手足に1番鍼を浅く刺すというものですので)
「無理をさせて、こちらに来させたのがよくなかったのかも・・・」「あの場所でやってあげていれば、もっと長生きさせてあげられることができたかも・・・」と落ち込んだりもしたのを今でも覚えています。
家族の方は『末期癌でしたし、痛みもあまりなく逝ってくれたのでよかった』とは言ってくれたものの、自分の中で釈然としない感じは残りました。
世の中には「針で癌を治すことができる」と言われる先生もおられると聞いたことがあります。私はまだ、とてもそこまでの技量がないので、そういうのがあれば学んでみたいものです。
しかし、人の寿命まではいかに東洋医学といえども、そう簡単に伸ばせるものではないです。やはり、限界があるのです。この症例は、そこをわかったうえで、治療に取り組まなければならないという教訓です。
ただ、結論として、次のことは言えます。

 一般的に行われている鍼で緩和ケアは十分行っていけるし、既存の緩和ケアの中に積極的に取り入れるべきなのではないか。

 いまでも、そう思っています。

あえて、この症例をここに載せたのは、現在、在宅の鍼治療が少しずつ増えているようで、中には末期癌に対して鍼治療をすることもあるでしょう。このブログには若い針灸師さんがたまに覗いてくれるようですので、末期癌ではたまに元気そうに見える人でも突然状態が悪くなったりすることがあるため、その辺のことを念頭において取り組んで欲しいと考えて書いたものです。

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【2009/09/16 17:03】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
過去の事例から東洋医学を学習し直す(シリーズ1)
個人的にはいろいろ忙しくしていますが、過去のカルテの整理もしないといけないこともあって、カルテの整理がてら、失敗などから学んだことをここに書き綴って行きたいと思っています。
あくまで、自分自身の中で再確認することなので、これを見られた方には参考にならないかもしれません。あしからず。

「カルテ1」
記念すべき初来院の患者さんは職員さんでした。車の運転中、信号にて停車中、後方より追突され、頚椎捻挫(鞭打ち)と診断された方です。なかなか首の痛みがよくならないということで来院されました。
鞭打ちは、程度にもよりますが、良くなるのに時間がかかる傾向にあります(一部の人は医学的なこととは別の問題もありますが、そのことには触れません)。
この方は、針灸治療で完治するまで26回かかりました(26回も、という方がよいかもしれません)。針灸治療後はいいのですが、しばらくすると、また痛くなる・・・というのを繰り返していたのです。
まだ、開院してまもなくの頃は今のような、傷を修復させるようなテクニックを持っていなかったことが長引かせてしまった要因ではないかと思っています。20回目ぐらいから、この技法を取り入れはじめることで、痛みが再発しにくくなり、完治に至りました。
やり方によって、こうも治りが違うのかと考えさせられる症例でしたね。

結論:「頚椎捻挫(鞭打ち)には、傷を修復させる手法を取り入れていくと比較的早く治る」

これが、この症例から学んだことです。

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【2009/09/14 13:29】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
東洋医学は気の医学です。
かなり重度のうつ病と診断され(左不全麻痺があるので、脳血管障害も要因にあるのかもしれません)、ベッド上寝たきりになっている方が当院に来られています。
最初は車椅子に座らせても筋緊張がまったくなく、ふにゃふにゃと傾いてしまって車椅子から落ちそうになる状態で、車椅子移動するのも一苦労でした(家族の方からは、「これはタコ人間ですから」とまで言われていました)。
治療はかなり難しいのではないかということで、躊躇しましたが、少しでも良くなればという家族の強い要望もあり、鍼治療をすることにしました。
現在、10回ぐらいですが、少し反応がでてきて、今では車椅子に乗せられても自分の力で座れるようになっています(短時間なら、自力で座位が取れるようになってきました)。
まだ、強い抑うつ症状があって自分で何かをしようという意欲などはありません。もちろん自分から座ろうとする意欲もない状態です。けれど、反応があるので、これからの治療に少しは希望が持てる感じです。
ただ、これは私の力でもなんでもなく、家族がとにかく少しでも良くしてやりたい!という強い気持ちが光明を与えているに他なりません。
東洋医学は“気”の医学です。術者の気もですが、患者さんの治りたい(あるいは家族の治してやりたい)、少しでも良くなりたい良くしてやりたいという気持ちと術者の気持ちが共鳴しあって、治療効果が増幅されるのだと思います。
ですから、これからクリニックや針灸院・漢方薬局などで東洋医学の治療を受けようと思っておられる方は、その先生を信じて、治るという強い気持ちを持ってもらいたいと思っています。そうすれば、結果がまた違ってきますよ、きっと。

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【2009/09/07 17:04】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
針灸師と登録販売員制度について
今月の『医道の日本』という雑誌に、“鍼灸師と登録販売員制度について考える”というのがありました。とうとうこういう時代が来たのかなと感じています。
針灸師さんには治療の幅が広がる画期的な制度でしょう。
医者の場合、漢方も針灸も同時にできますが、針灸師なら薬剤師の免許を取らないと(あるいは薬種商)漢方を扱うことはできませんでした。逆に、漢方を扱える薬剤師は針灸師の免許を取らないと針灸ができないということだったのです。
針灸と漢方を同時に扱いたい(もちろん、扱うレベルが資格によって違いますが)というのであれば、針灸師になって、登録販売員になるというのが一番の近道で、コストも安上がりな方法だと思います。
以前、当院で常勤だった鍼灸師には、ウチにある生薬を思う存分触ってもらっていました。というのも、漢方を煎じるのを全面的に手伝ってもらっていましたので(今でも非常勤で手伝ってもらっています)。だから、生薬の知識はある程度、自然と身に付いたみたいですね。
彼の家族の調子が悪いというときに、近くの漢方薬局に漢方を買いにいったらしいのですが、薬局の店主と話をして、「えらく漢方(生薬)のことに詳しいな。すごい」と褒められたそうです。
彼は今のところ、登録販売者になる予定はないそうですが、時代を先取りしているのかもしれません。

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【2009/09/01 10:15】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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