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漢方と鍼灸の使い分け
現在のところ、漢方も鍼灸もどうしても教えて欲しいという志のある人にのみ教えています。
私自身、まだ発展途上なので、分かる範囲でしか教えられませんが。
いつか広く遍く漢方と鍼灸を同時平行で教えていける場所ができればな、というのが今の夢ではあります。
その中で、ある人から、「漢方と鍼灸の使い分けはどうするのか」という質問が出ました。
とてもいい質問だと思います。
漢方は内から、鍼灸は外から臓腑・経絡を整えるというのは以前に書いたことがあるかもしれません。
これは私のやり方ですけど、漢方は全身疾患に、鍼灸は局所の疾患に・・・という使い分けです。
漢方は局所に効かないの?鍼灸は全身に効かないの?という意見が出ると思います。
当然、漢方も局所にも対応できますし、鍼灸も全身に効きます。
しかし、得手不得手を考えると、このような方向性になります。
その説明の前に、なぜ甘草が多くの処方に入っているのか、ご存知ですか?
・甘さを加えて漢方を飲みやすくするため!→当たりです。
・副作用を抑えるため→正解です。
それ以外にも、甘草にはさまざまな役割があり、細かく言えば、これらを含めて20あまりの使い方があります。
甘草が漢方の圧倒的多数の処方に入っている理由の一つが、
他の生薬をまんべんなく身体・経絡に分布させるという意味です。
つまり、甘草が入ることによって、身体中に広がっていかせることができるのです。
ですから、逆に言うと、全身に効かせたい時は甘草が必須です。
何が言いたいかと言えば、特に甘草を含んでいる漢方薬は多経絡系なので、効果があちこちに分散します。よって、漢方の内服では、ここの部位だけに重点的に効かせたいという力が弱い。
鍼灸の場合は逆で、効かせたい経絡に効かせたいように処置すれば、効かせたいように効かせられる・・・という特徴
があります。これが鍼灸の魅力で、そこに虜になってしまったために、鍼灸に並々ならぬ情熱を注ぐようになったのかもしれません。
ただ、効かせたい経絡・部位が細分化すればするほど、全身がターゲット(頭も首も背中も腰も肘も股関節もお腹も脚も膝も・・・というように)になった場合、鍼の本数と施術時間が当然多くなってしまいます→全身なら鍼は20~30本。施術時間もやはり一時間はかかります。
ここに出した例の人でも一本二本の鍼で済めば問題はないのですが。残念ながら、これが今の自分の課題と言えましょう。しかも、永遠に解決できない問題である可能性もあります。
私が行っているのは、中医学とは違うやり方です。中医学の鍼の先生は少数穴で全身治療ができると言われる方もおられるかもしれませんね。
短時間でたくさんの人を良くしていくことを今は目指しているため、アトピー性皮膚炎など全身疾患は漢方で、手の痛み・こわばりなどの局所は鍼で、というのが現実のところです。
これを答えにしたいと思っています。

なお、当院は3月で閉院になります。現在、メールの問合せができなくなっております。疑問・相談など・・・がある方は、
このブログで差し障りのない範囲内でお書き下さい。時間がある時に、コメントとしてお返事を書かせていただきます。
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【2010/02/24 17:36】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
閉店前の百貨店みたいな状況です。
最近、忙しくてブログが更新できてませんでした。わずかながら時間が取れたので、ちょっとだけ。
百貨店は閉店前にアウトレットセールみたいなことをするため、閉店セール期間はいままで来なかった
お客さんがわんさか押し寄せ、一月で年間の売り上げ3割とかを稼ぐと新聞に以前書かれていました。
うちも閉院前に、とりあえず痛みを取ってもらおう、もう少し症状を良くしてもらって置こうという
方たちが予約をされていかれます。
そのお陰で、最近はかなり予約が取りにくくなっています(たまたまキャンセルが出れば別ですが)。
でも・・・半年前にこの状況なら、閉院しなくてもよかったのではないかって感じです。
人生って、そんなものかもしれませんね。

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【2010/02/22 13:31】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
リクエストにお答えして・・・
いつもコメントいただいているMKさん、貴重な情報をありがとうございます。こちらに来られた方は、ぜひMKさんが貼付されているURLをクリックして、内容をごらんになってくださいますよう、お願いいたします。
今、治療を終え、次の患者さんが16時からと少し時間ができましたので、MKさんのリクエストにお答えして、ブログを更新したいと思います。MKさんは催眠療法を取り入れておられるのでしょうね、きっと。
催眠療法を知らない方のために説明を少しします。
以前、こちらでも裏メニューとして、催眠療法をやっておりました。催眠療法は、私がやるからかもしれませんが、一回で劇的に効くということはあまりない印象です。いわば、メッキのようなものとお考え下さい。催眠療法をやった後にメッキは剥がれますが、何回も何回も粘り強くやっていくと、メッキが本物になっていきます。そんなふうに考えてください。
とても印象的だった症例を一つ。先日書いた進行性核上性麻痺の患者さんです。鍼治療を行い、緩慢だった動作が少しずつスムーズになり、姿勢反射がうまくいかずに治療前はしょっちゅう転倒していたのが、転倒がほとんどなくなりました。
ただし、鍼をしていくうち、効果が停滞気味になってきました。そこで、ふとアイデアが。
「催眠状態下でイメージトレーニングをしてもらい、その後にリハビリをしたらどうか」
進行性核上性麻痺もパーキンソン病のように身体が硬くなります。催眠誘導をし、深い催眠状況下に置き、そこで、リハビリをしてもらいました。すると、脳の抑制が取れるのか、催眠状態では手足が覚醒下よりスムーズに動きます。
しっかりイメージトレーニングをした後、覚醒します。覚醒すると、やはり脳の抑制がかかり、手足や身体は硬くなりますが、それでもリハビリの効果がわずかですが上がっていくような感じでした。
それを1ヵ月ぐらい続けて、手足の動きがまた改善していきました。
結局、その方は、その後、家族の都合で遠方へ引っ越されてしまいましたが、しっかりと手ごたえを感じた症例だったと思います。
次回は、催眠療法を試験勉強に応用した症例を書きたいと思っています。

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【2010/02/10 15:34】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
神経難病に経絡治療はとてもいいです。
もうすぐ閉院なので、回顧録みたいな形になってしまいそうですが・・・。
当院にも2年間で数多くの方が来られました(と言っても、交通が不便で自由診療ということもあり、ものすごく患者さんを診たということはありません)。
ただし、どこに言ってもよくならないという方ばかりが来られていましたので、内容は濃かったです。
特に印象深いのが神経難病の患者さんです。
進行性核上性麻痺の患者さん。
パーキンソン病の人。
多系統萎縮症の方など・・・。
それぞれに思い出があります。
進行性核状性麻痺でも、(進行が止めるとは言いませんが)経絡治療を行うことにより進行をかなりゆっくりさせ、QOLを大幅に改善させられることがわかったこと。これが非常に大きな財産になりました。それを応用して、パーキンソン病に取り組むと、これも改善してくるのに時間はかかりますが、パーキンソン病も進行を抑えることは十分に可能となりました。
そのかわり、回数が必要です(最低でも週2回の治療)。そして、末期ではないことも大事です(私が治療する場合)。
多系統萎縮症の患者さんもやってこられていましたが、その方はかなり進行した状態で来られました(患者さんは自分では寝返りすることもできなません)。この疾患は診たことがなかったので、効果があるかどうかわからないという同意を得て治療させてもらっていました。
しかし、ここから60~70キロも離れたところから来られていて、家族の方も仕事をしながらですので、治療が1~2週間に一回ぐらいです。それでも3ヶ月ぐらい来られました。本当に頭が下がる思いでした。でも、この患者さんの場合は、はっきり言って改善傾向が見られないため、家族のことも考え治療中止としました。
本当は、そのぐらいの治療機会でも結果を出さなければいけないのかもしれませんが。現在の私にはちょっと無理です。まだ、修行が足らないことを実感させられた、思い出の症例です。

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【2010/02/09 17:58】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
新規開業へ向けて、動き出しています。
現在、新規開業(勤めるところ)の準備などで、慌しくしています。
ここでは、鍼灸三昧の生活を送っていましたので、医療保険を使ったスタンダードな検査や治療など、
再度勉強し直していることもあり、やることが多くて困っています。
恐らく新しいところでは、じっくりと鍼をするということもないでしょう。どうしてもしっかりと丁寧にやってもらいたいという場合は、今、個人的な鍼灸セミナーで教えている針灸師さんの鍼灸院を紹介するということになると思います。ちゃんとした針灸師の人を紹介したいので。
それはそれで、今度は鍼をいかに短時間で効果がだせるようにするか、あるいはいかに本数を減らしていけるか・・・など、を研究するきっかけにしたいとは考えています。
どんな場所でも、やれることはあるでしょうから。その時・その場所を活かしていきたいですね。

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【2010/02/03 14:55】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
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