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はりきゅうしさんからコメントをいただきました。
少し前のブログネタについて、鍼灸師の方からコメントいただきました。ありがとうございます。
鍼灸に理解を示す医師を増やし、病院に鍼灸師をどんどん入れていくべきという主旨のブログの内容でした。それに対し、はりきゅうしさんは「医師が鍼灸をやると鍼灸師が廃業してしまう」「病院に鍼灸師がたくさん増えると、開業鍼灸師はダメになり、病院の鍼灸師は安い賃金でこき使われる」ようになるとおっしゃられています。
確かに、はりきゅうしさんがそのように懸念されることは、至極当然かもしれません。私が考えていることは医師・鍼灸師という垣根を越えて、鍼灸(東洋医学そのもの)の地位を上げるということが最も大切なことであろうということで、それは、ある意味、特別なことなのかもしれないと思いました。
はりきゅうしさんは、開業されておられる鍼灸師の方でしょうか。
前に書いたことがあるかもしれませんが、私は中国や韓国などの病院を回って、中医・韓医を見てきました。率直に言って、東洋医学が国民に一定以上の評価をされていることに対するうらやましさが真っ先に湧いてきました。
ご存知だと思いますが、明治政府が東洋医学を棄ててしまったために、日本にあった優れた伝統が失われてしまったのです。現在、脚光を浴びてきている東洋医学とは言っても、まだまだ世の中に深く浸透するには至っていません。よって、東洋医学をする医師は未だに怪しい感じに受け止められることがあり、鍼灸師の社会的評価も高くありません。
賃金は社会的評価に比例していきます。鍼灸師の賃金が低いのは、まだまだ社会的な評価が低いからです。それは、社会が鍼灸の良さを知らないのが大きいと思っています。
鍼=怖い、灸=お仕置きのイメージが強く、効くか効かないかわからないなら、受けたくないというのが大多数の国民が感じている鍼灸です。
医道の日本に、鍼灸のリピーターにならないのは、値段が高いからというのも理由の一つですが、「効かないから」というのも理由の一つだというのが載っていました。
逆に、ここに答えのヒントがあるような気がします。それを踏まえた上でのコメントの回答をしたいと思います。
・鍼灸に興味がない、あるいは否定的な医師は、同意書を書いてくれません。保険鍼灸を広めるためには、鍼灸を医師の間に広めるのが近道です。
・鍼灸をされる医師よりも、「効かす」鍼灸師になればよいのです。鍼に興味はあるけども、片手間にやっているようでは、残念ながら真に「効かす」ことはできません(かつての私がそうだったように)。敵にならないぐらいになればよいではないですか。
・鍼灸が本当に効くとなれば、社会的評価が高まります。すると、おのずと賃金は上がっていきます。必ず上がっていきます。病院にいる鍼灸師の腕で集客力を上げられるのであれば、それを無視することはできないでしょう。ただし、その場合、“人による”という格差は生じるかもしれません。
・たとえば風邪の患者を鍼灸で治すのも当たり前の選択肢の一つという時代になれば、どんな医師も同意書を書かざるを得ないと思いますが、どうでしょう。
私は、そういう時代が来るのを望んでいます。
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テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

【2008/08/22 12:15】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
<<はりしきゅうし さんのコメント (クリニック勤務の鍼灸師) | ホーム | 最近は、ノムさんのようにぼやきが多くなってます・・・>>
コメント
私の付けたコメントにエントリを立てていただいて、どうもありがとうございます。
クリニックのHPも拝見いたしました。
素敵なHPですね。

さて、私も貴殿のように垣根を越えた医療体系が確立されればどれ程すばらしいことかと思います。
医師や代替医療施術者、社会福祉従事者などが一丸となって地域医療を支えて行ければとネットワーク作りに奔走していた時期もありました。
がしかし、開業して10年になるのですが、地域性もあるのか(大都市圏なんですが…)、私の暮らす地域ではなかなか開業鍼灸師に対する医師の理解は低く、ご協力いただける病医院はごくごく僅かです。
当方にご協力いただけているのは都道府県・市町村を跨いで僅かに3件です。
私の人力の無さと言ってしまえば仕方が無いことなのですが・・。

当方の鍼灸院周辺で同意書をいただける病医院は、個人的に付き合いのあるDr.のクリニック1件のみで、あとの全て(10数件)は門前払いとなります。
理由は「うちでもリハビリで鍼打ってるから」と言われるそうです。
酷いところでは、診察を受ける前に「鍼灸の同意書は書かないから」と言われるそうです。
診察さえ拒否をするところもあり、患者さんに対して「同意書を書いてくれなんていう鍼灸師はココへ連れて来いっ、怒鳴りつけてやる!」「どうしてもっていうなら、裁判でもやってやるぞっ!」と凄んだところもありました。
こちらからちゃんと最低限の礼は尽くしてお願いしていてもです・・。
嘘のようですが、本当にあるのです。

基本同意書は現症状で通院している保険病医院で書いてもらうことになっています。
ですが、上記のように書いては下さらないところがほとんどです。
で、仕方なく知人のDr.のクリニックまで再度診察を受けてもらいに行ってもらうことになります。
患者さんには大変不便を掛けることになりますね・・。
また、保険者からは「なぜ同じ医院の同意書ばかりなのか?」と当方の不正を疑われることになるかも知れません・・。

医師会の影響もあります。
ある高齢者入居施設から往療での施術頼まれたことがありました。
本人、家族、施設職員全てが施術を望んでいたのに嘱託医が絶対に同意しないと言いました。
挨拶が不十分だったのではないかと思い手土産を携えてその医師のクリニックを尋ねようとしましたが「来れれても迷惑だ」と門前払いに会い、どうしても理由を聞かせて欲しいと懇願すると「医師会の方針だ」と一言だけ。
近隣の医師で同意してくれる方を知人経由で紹介してもらい手筈は整えましたが、結局その嘱託医の「鍼灸なんてさせるなら嘱託医を降りるぞ」の一言でこの話は無くなりました・・。

鍼灸の保険治療で、同意書を必要とする法的根拠は何一つ無いのに、困るのは医療を受ける側、すなわち患者さんなんですけども・・。

こんなことの繰り返しばかりです・・。
ご貴殿のような理解のある方ばかりだと、さぞ良い地域医療が実践出来るのにと思います。
当方のような地域もあるのだとご理解いただければ幸いです。

ながながとしたコメントになりまして申し訳ありません。
貴クリニックの益々のご発展をお祈りいたします。



【2008/08/26 13:04】 URL | はりしきゅうし #u3MRTyDc[ 編集] | page top↑
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