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癌の患者さんに対する東洋医学的治療について
膝痛で当院に通ってこられていた患者さんが、これまで十数年痛みが取れなかったのに取れたということで感激されておられました。
ありがたいことに、その方から「癌で困っておられる方を紹介したい」と言われました。現在、市中病院で癌の標準的治療を受けられているそうです。

しかし、癌を東洋医学で治すというのは、やはり難しいです。
何が難しいかと言えば、効果の面もありますが、一番は金銭的な問題、治療回数の問題です。
たとえば抗癌作用のある漢方薬を処方する場合、必要十分の種類と量の生薬を配合しないといけません。そのためには、1ヵ月数万円(5万~)ぐらいはかかるでしょう。

以前、遠方から来られていた患者さんは、お金がなかなかだせないので、必要最小限の生薬でと言われ、1万円程度の漢方薬しか出しておりませんでした。その結果は・・・というと、やはり悪化されておられました。
現在の一般的な中医の薬量は過剰だと思っている者の一人ですが、さすがに癌に関しては過剰なぐらいの量でないとダメなのです。

今まで私が本当に治して欲しいと来られた癌の患者さんを診たのは数人でしょうか。基本的には、もっと癌の実績がある方に診てもらった方がよいのでは、ということで、癌患者さんをお断りしてきました。
それでも、必要十分量の漢方、あるいはかなり頻繁に鍼治療を受けるという条件が整っていた人の場合、延命効果を認めることもあります(末期と言われた人が5年以上生きられたのは、今まで2人だけです。そのうち、一人の方は今も癌の進行が止まったまま生活されておられます)。

中途半端な治療をすると、結局効果もなく、お金も無駄になってしまいます。変な期待を持たすのもいやですし・・・。さらに難しいのは、必要十分の治療をしたからといって、確実に効くという保証もないということです。
紹介したいという方には、申し訳ないのですが、上記のことをよく納得の上で受診して欲しいという旨のことをお話しました。
東洋医学は何でも診るのが基本ですが、得手不得手というのは、やはりあると思います(あってはいけないのでしょうけど)。
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テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

【2009/04/30 13:51】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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