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どうすれば日本の東洋医学を盛り上げていけるか・・・思案中です。
 中国には中医学があります。韓国には韓医学と呼ばれるものがあります。
 日本はというと、日本漢方や伝統鍼灸と呼ばれています。しかし、日本独自の東洋医学として確固たる地位には至っていません。むしろ、現在、日本の東洋医学は中医学が主流になりつつあります。
まあ、それはある意味仕方がないところはあります。その教育方法と体系化された理論が存在するからです。これらが全く欠けている日本に、圧倒的存在感を持つ中医学が入ってくれば、それはもう
中医学が主流になってくることは目に見えています。
 そういう私も中医学がいままで主体でした。中医学から見れば、例えば日本漢方は理論的根拠もなく処方しているし、時代が変わっても傷寒論・金匱要略の範疇から出ない治療をしている。温病学をもっていないのでウイルス疾患に弱い、とても時代遅れの医学である・・・と。
そのような認識を持っており、はっきり言えばバカにしたところがありました。特に万病一毒説を唱えた吉益東洞に至っては、「五行説を排し、傷寒論を中心とした処方でしか対応しないなんて」と見向きもしなかったのです。
 ところが今では、私が最も尊敬する医者として吉益東洞を挙げているのですから、人生なんて不思議なものですね。
 この前、足が重くて痛みがあるという患者さんが来院されました。聞くと、医院で漢方薬の煎じ薬を飲んでおられます。処方内容からして中医学でしょう。書くと長くなるので、具体的な処方生薬はここでは挙げませんが、3ヶ月飲んでいるが全然聞かないとおっしゃられます。
 処方の中身が悪いわけではありません。むしろ、わたしでも初回はこの内容で行っていたかもしれないという感じです。こういう風に、漢方を煎じ薬で出してくれる方が増えてきたことがうれしかったほどです。
 この方に対し、私も煎じ薬を出しました。この方と重複している生薬も8割~9割はあったかもしれません。ただ、私は弁証論治をせず、薬徴にしたがって処方をしました。結果は、飲み始めてしばらくすると、「なんだか足がいいみたい」とのこと。
ここでいう薬徴とは、吉益東洞の『薬徴』をベースに自分でその生薬を処方する目安としている『(自己流の)薬徴』です。
この自然界はただ偶然に存在しているわけではありません。生薬もそうです。人間の身体に必要だから、各種生薬があるのです。人間が今必要としている生薬。肉体の根源として欲している生薬、それを使う目安こそが「薬徴」なのです。
いままで、それがわからず、やみくもに弁証論治して、頭をひねくり返して不自然な治療をしていた自分がいました。弁証論治という枠にはめても、結局たまたま効いたものは治るが、効かないものは治らないという迷路の中に入っていたのです。
一時期は漢方をやめようとすら思いましたが、そのことがわかるようになって、治っていかれる患者さんと共に歩んでいくことが楽しくなりました。いまでは効くもの、その人が欲しているものしか出しません。なので、治る確率がぐんと上がったと思います。
針灸もそうです。弁証論治をしません。難経をベースにした補瀉の伝統針灸もしません。ただ、その人が欲しているツボに打つ。補瀉して欲しがっている経絡に簡単な処置をする。やっていることは、それだけなんです。
逆に言えば、シンプル。そう、日本の伝統文化は余分なものをそぎ落とし、独自の文化を創っていくことにあります。そういう日本の伝統文化を大事にした東洋医学を確立したい。それが私の一つの目標でもあるのです。
その形は、処方単位で考える日本漢方とも違いますし、弁証論治をする中医学とも違います。
むしろ、それぞれのよさを融合させた形になっているんじゃないかと自負しています。
これから症例を積んで、それが正しいのか、本物なのかを実証していく作業を行っていかないといけません。まだ失敗があります。だから、過ちを直しつつ、より良い形に作り上げて行きたいと思っています。
5年後ぐらいでしょうか、全体が最終的に固まってくれば、そのぐらいをめどに研究会を立ち上げたいと
考えています。
 もちろん私などはまったくの無名で、東洋医学界と一線を引いて生きてきた身です。しかし、いろんな先生から教えていただいた技を独自の解釈でより効かせるように努力してきたつもりです。それをみなさんと共有し、より発展させたいと思っています。
 そのときには、このクリニックはありませんが、もし日本の東洋医学をさらに発展させたい、日本が大好きだという医師、針灸師、薬剤師の方がおられましたら、日本の漢方・針灸を発展させる仲間として一緒に活動しませんか?
 別に学術的に立派な功績を上げているわけでありませんので、どれだけのものかと言われればなんとも言えません。このブログの、この記事を見られた方で、ご縁がある方のみで結構です。
 平成22年3月までに、このホームページの問合せ等にご一報いただければと存じます(そこから以降は、このホームページは消滅しますので、連絡はつかなくなります)。
中国や韓国は日本の患者さんを自分の国に誘致しようと、今PR活動をしています。そして、そういう治療ツアーが組まれているのです。くやしいと思いませんか?日本にもすぐれた東洋医学をされる方たちがたくさんいるのに・・・です。これは単に、日本の東洋医学よりもあちらの方が優れているというような認識を持たされているからです。
 最終的には、みなさんの知識や経験などを持ち寄って、本当に優れたものに昇華していければと思っています。日本のために頑張っていきましょう。
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テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

【2009/10/13 14:05】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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