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エキス漢方の使い方
漢方エキス剤の事業仕分け・・・について、民主党うんぬんではなく、使い方について述べてみたいと思います。
エキス剤を保険から外そうとしている人たちの意見として「医療機関で出されている漢方エキス剤がドラッグストアで売られているではないか。ドラッグストアでも買えるものを、なぜ保険を効かせて処方するのか」というものです。
きちんとした漢方薬局さんは別として、一般的なドラッグストアでは品質の劣るものを店頭に置いていることがよくあります。あるドラッグストアは原価が安く品質を問わないものを仕入れているようです。医療用のエキス剤は基本的に大手メーカーならばある一定以上の品質が保たれています。それは保険を使った医療用薬剤だからということが言えるでしょう。保険適応でなくなると、その品質が怪しくなる恐れがあります。
そして、保険外適応になってしまうと、エキス製剤を証に合わせて合方するという技や生薬にみたたて数グラムずつ合方するということが医療機関としてできなくなるでしょう。
私はよくやるのですが、エキス剤を2~6種類(場合によってはもっと多種類になります)合わせると、重複する生薬も出てきますが(それらももちろん考慮しつつ)、複雑な病態に対応させることができます。
いわば、保険漢方エキス剤の応用ですね。
ドラッグストアで売られているのだから保険適応外でもいいではないか・・・というのは、医師の処方がドラッグストアの店員さんと同じレベルと言われているのと同じで、とても腹が立ちます。もちろん、漢方のことをあまり理解しておられなくて、処方されているDrも多少はおられるかもしれませんが。
例えば風寒の風邪であれば、虚実を問わず、とりあえず桂麻各半湯の変法である葛根湯を使っても大半の人はよいでしょう。しかし、アトピー性皮膚炎を代表とする複雑怪奇な病態にはエキス単独では無理なのです。もっとも風邪をこじらせてしまった場合など、柴葛解肌湯が必要と時なんかは、とてもエキス単剤では対応できません。
匙加減をしていくことで、保険エキス漢方はさらにすぐれた力を発揮します。国民の健康を守ると言う意味で、やはり私は保険外しを認めることができません。
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テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

【2009/12/07 18:15】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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次の参院選…
政府の方針を転換させる唯一の機会が、次の参院選ですが、それまでに彼らは、やろうとしています。崩壊のための…
【2009/12/07 22:02】 URL | Mk #-[ 編集] | page top↑
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